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◇Q&A会社法改正◇
 〜会社法改正 仕訳編〜
 会社法改正 仕訳編 第1回
 新株発行に伴い、資本準備金の仕訳
 

新株発行に伴い、株式の発行価額1,000万円が普通預金口座に振り込まれました。
なお、うち200万円は資本準備金とすることにしました。
どのように仕訳を行えばいいでしょうか。

 
(単位:万円)


(借方)         (貸方)   現金預金 1,000   資本金    800              資本準備金  200

新会社法の施行で、利益処分計算書がなくなりました。
そして、計算規則において「株主資本等変動計算書」が規定され、すべての株式会社に作成が義務付けられています。
 
新株発行の方法については、新会社法の施行により、 
  1.株券不発行が原則となった 
  2.株主割当ての場合でも、株主総会の特別決議が必要となった

等、規定が大きく変わりましたが、新株発行に伴う仕訳処理に関しては、従来と変わりません。