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2009年4月17日(金)

生き残りをかけて
 
 

今年は正念場

 昨年夏以降の急激な金融破綻と景気後退は、皆様におかれましても大変な年だったと思います。

 しかし今年は年初より昨年夏以降の状況が継続しますので本当の正念場となると思われます。


現状をどうみるか

 この間の経済状態は一般的には金融破綻とその影響による実体経済の不況と言った言われ方をしておりますが、解り易い例で申しますと、マカオでカジノに興じていた投資家や金融屋の破綻のあおりを受けて、マカオのホテル(銀行)が倒産しそうになり、マカオ政府がホテル再建に乗り出しており、回りの飲食店やみやげ物屋が寂れていくと言った状況だとお考え下さい。

 ですからマカオのホテルの客を相手にしていた構造を、マカオのホテルが再建されるまでは、地元の住民を相手にする構造に変革して生き残りを図らねばなりません。


金融破綻とは

 金融破綻とは、おおよそ社会に必要のない商売(ギャンブラー)の崩壊です。

 そのあおりを受けて、何らかの形で社会に貢献している、世の中に必要な企業(これが実体経済です)が売上減少や倒産の憂き目に遭っているということです。


生き残ったものが勝者です

 ですから何らかの形で社会に貢献しているあるいは社会に必要だと自負する企業の皆様は、今年はまず生き残る方法を第一に考えるべきであると思います。

 どんな事をしても生き残りさえすれば、道は開けると踏んでおります。

 その意味では健全な経済に戻ったと言うことでも有ります。