2007年10月10日(水) |
「しかけ」と「しつけ」 |
情報漏洩の80%以上は内部から 顧客データの流出、企業情報の漏洩というとハッカーやウィルスに絡んだネット犯罪を思い浮かべる人が少なくないと思われます。 しかし実際の漏洩原因は、メールや記録メディアを使った持ち出し、紙資料をコピーしての持ち出しなど、従業員や外注業者による内部要因が80%以上を占めているようです。 ハードより人 企業は情報漏洩対策には重きを置いているのですが、ハード面が中心で、人的な側面は手薄と言わざるをえないようです。 ICカードリーダーやパスワードなどを使った入退室管理システムというものがあります。 入室権限のない者の入室を制限したり、入退室時間やシステムのアクセス記録を確保することにより、不正行為の防止や発見を狙いとしています。 ところが1人のICカードで複数人が連れ立って入室をしたり、他人のパスワードでの入室などで、その機能が台無しです。 「仏作って魂入れず」と、いうことにならないようシステムを理解させ徹底することが肝要といえます。 |
あなたは日本人 マンションの入館システムというのもあります。 館内の人が玄関ロックをはずすことで、部外者が入館できるようになります。 あなたは、入館しようとするとき傍にいる人を一緒に入れてあげていませんか? もしかしたら、小走りに走ってくる人を待ってあげているのでは? |
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