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2007年2月22日(木)
人生80年のライフ・プラン
 
 

早めに考えたい老後の設計

 永年、会社勤めをしていて、気がつくと40代、まだまだ先のことですが、そろそろ老後のことも考え始める頃かと思います。

 自分の10年後、20午後、30年後はどうなっているのか、どうしたいのか、夢と現実を考えてみると・・・


家計の収支から資金繰りを考える

 現在、公的年金だけで生計を立てている高齢者世帯は6割もおりますが、何十年先はどうなっているでしようか。

 年金不信と言われますが、やはり公的年金の存在は大きく、まずはこれをベースに考えて見ます。

 現在の厚生年金の平均受給月額は65歳以上で夫17万円、妻、国民年金の6万5千円ですから、併せても23万5千円、これで足りるか否かは個々人の事情によりますが、とりあえず食べていくことは可能でしょう。

   では、老後にもたまには温泉に行ったり、外食したり、趣味や友人と集う等遊興費も使いたいとなると、生命保険文化センター調べによると、ゆとりある老後資金は夫婦で月額37万円というデータがでています。

 となるとこの差13万5千円をどう蓄えていくかが焦点となるでしょう。

あと何年働けるか

 自分はこの先何年生きられるだろうかを考えることは非常に難しいことですが、一応平均寿命(男80歳、女87歳)プラス3〜5年として考えてみると、働いて得られる収入はどれ位なのか、それ以外で得られる収入はあるのか?大きな支出は何か?長生きするのはおめでたいことでもありますが、長生きがリスクにならないように自分で用意する時代が来ているといえるでしょう。