[回答]
今回のご質問の場合では、レジを締めた後に現金を受け取ったとの事ですので、その金額分だけ日計表と差額が生じるはずです。
この場合、レジを締めた後に受け取った現金は、その日の収入として計上する必要があります。
特に決算末日においてこのような状況になった場合には、レジを締めた後であっても、その日に受け取った現金は収入に組み入れる必要があります。
窓口現金の管理は、毎日必ず行うことですので、実務上はレジを締めた後に受け取った現金を、次の日の日計表の一番にもってくることにより、金額を合わせることも例外として認められるかもしれませんが、あくまでも受け取った日に収入として計上するのが原則です。
税務調査においては、患者が窓口で支払った金額が正しく計上されているか、日計表、発行されたレシート控えを突き合せ、窓口の入金の除外が行われていないかがポイントとなってきます。
窓口の現金管理をしっかりと行っていくためには、日計表の合計額、レジの中に実際にある金額、レジスターの合計額を全て一致させ、もし一致しない場合には、その原因を追求し、お釣間違え等の原因を明記しておきましょう。