相続税の課税対象者の範囲と、その申告者数の状況を記載します。
相続税は、被相続人の遺産が、相続税の基礎控除額を超えると、申告納税が必要となります。現在の相続税の基礎控除は「5,000万円+1,000万円×法定相続人の数(相続の放棄がなかったものとした場合の相続人をいい、養子は実子がいれば1人まで、実子がいなければ2人まで数えます。)」という算式で計算します。
また、その申告期限は「相続の開始があったことを知った日の翌日から10ヶ月以内」です。
近年は地価下落の影響を受けて、相続税の申告対象者も減少しており、最近における申告状況は下記の通りとなっています。
(年 分) ( 死 亡 者 数 ) (うち申告対象者数) (課税割合)
平成12年 961,653人 48,463人 5.0%
平成13年 970,331人 46,012人 4.7%
平成14年 982,379人 44,370人 4.5%
平成15年 1,014,951人 44,438人 4.4%
平成16年 1,028,602人 43,488人 4.2%