2008年10月14日(火) |
60歳以後も働き続けて 年金を満額もらう方法はあるの? |
60歳以降も働き続けると受給年金が、「在職老齢年金制度」によって減額されます。また、年齢(64歳以下、65歳以上)によってもその減額が異なります。 基準となるのは、大まかに言って「給料と前年のボーナスを合わせた年収の1ヶ月分(概ね月々の給料+過去1年間にもらったボーナス÷12)と、年金の1ヶ月分を合計した額です。 64歳以下では、この金額が28万円までなら減額されません。 65歳以上では、48万円までは減額されません。 それでは、年金が減額されない働き方はあるのでしょうか。少し、検討してみたいと思います。 (1)厚生年金に加入するケース
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(2)厚生年金に加入しないケース 減額制度は、厚生年金に加入して働く人が対象ですので、加入しなければ年金額は減額されることも年金保険料負担もありません。 そこで、次のような方策が考えられます。
独立して個人事業主になる以外の方策としては、勤務先の都合もあり条件を満たすことはなかなか困難です。 あまり満額受給にこだわると、年金を含めた手取り合計額が減少してしまうこともあります。 また、年齢、配偶者の状況等によっても満額受給にこだわると世帯収入が減少してしまうこともありますので、慎重な対応が必要です。 |
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