2008年9月1日(月) |
銀行の態度が
なぜかわるのか? |
財務改善を革命的に 「貸し渋り!もう十分に渋られているよ。」反対に、「借りてくれって煩いんだよ。」と会社によって大きな差があります。しかし、この差が広がるのはこれからが本番です。 「中小企業への貸し渋りはけしからん。金融監督庁の指導ではない」と当局犯人説を恐れてか、最近は査定強化の否定を宣伝していますが、事実は誰のせいでもなく先進国の潮流である“企業格付ルール”が浸透してきた為です。 企業格付とは? 「企業格付」には社長の人柄など定性要因も加わりますが、80%以上は財務数値です。各金融機関独自の機密扱いで評価は各行によって多少異なりますが、概ね同様です。 また、「企業格付」とは“倒産確率” をスコアにしたものですから、情緒的な判断を出来るだけ排除すべく、財務数値のうち“時価自己資本比率とキャッシュフローの返済能力”を特に大きな要素として融資の重要な判断基準とするものです。 |
今後の対応 格付が低く、“倒産確率の高い会社”に対して基準を超える融資をすることは、金融機関の内部統制上からもいっそう困難な時代に突入します。だから、財務改革は急務なのです。 |
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