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2007年6月25日(月)
メタボリックシンドロームって?
 
 

予備軍は2000万人とも言われる!

 冬の間は年末・年始等で飲んだり食べたりする事も多く、また寒さで屋外に出る機会も減るので、体重が気になる季節です。

 昨年流行った言葉でメタボリックシンドロームというのを聞いたことがある方も多いと思います。

 1980年代後半に提唱され、日本でも該当者数は厚労省の調査によると40〜74歳の男性の2人に1人、女性の5人に1人がメタボリックシンドロームか、その予備軍といわれているそうです。

なぜ、メタボリックシンドロームが問題といわれるのか?

 メタボリックシンドロームとは「内臓脂肪型肥満」「高脂血症」「高血圧」「高血糖」等の動脈硬化の危険因子の重なりで脳心疾患が起こりやすくなる状態をいい、特に内臓脂肪型肥満は体内の血圧や血糖、脂肪の代謝等の様々な機能をコントロールする活性物質「アディポサイトカイン」の働きが悪くなることで、生活習慣病の引き金になると言われています。

 日本では2005年にメタボリックシンドロームの診断基準が作られています。

 おヘソの高さの腹囲が「男性85p以上、女性90p以上」の場合で、加えて、高脂血、高血圧、高血糖のうちの2つ以上の項目にあてはまると、メタボリックシンドロームと診断されるそうです。

生活習慣を見直してみると

 毎日忙しく、ストレスもたまりがち、運動する暇もない、となるとついついお腹いっぱい食べてしまったり、野菜不足になったりと思い当たるところは誰にでもありそうです。

  内臓脂肪は皮下脂肪と比べ、たまるのも早いのですが落としやすいということも聞きます。予防には食べすぎを控え、適度な運動を励行するのが良いようです。

 でもこれって、メタボリックシンドロームに限らないですよね。