2007年6月19日(火) |
トップが増収の扉を拓く |
営業研修は若いものだけでなく 皆が認める“重要で且つ最優先すべき業務”が『売上の確保』です。 売上を上げるほど困難なものはありません。 御用聞きの会社回りしか出来ない社員が“営業担当者”であるならば、会社の売上成果レベルは、戦う前から相当に悲惨であることは明らかですので当然に御用聞きから脱出すべく 日夜鑚を行うはずですし、会社は“営業能力”の向上を期待し教育も行うわけです。 営業は狩人と同じで、昨日の失敗に学び今日は新たな工夫を加えて成果を得ようとしますが、もしも目標の未達成者(敗者)が工夫や研究をしなければ永久に敗者でいることになります。 それどころか勝者は勝てる“技の味”を知っていますので、更なる技を常に磨く習性を持っています。 そのような事実に意識を向けた“営業者育成”をしなければワーキングプア会社となります。 |
ところが、どの営業研修でも出席者の90%以上は若手社員であって、経営者自らの出席はほとんど見られません。 せいぜい研修レポートなどの報告を受けるくらいです。 しかし、経営者自らが研ぎ澄まさせた感性で聴講することによって、必然的に若手の営業力アップの成果も大きく期待できるはずです。 近年は「経営戦略や策定など」といった頭でっかちな課題ばかりが経営者の仕事であるかのような傾向が見られますが、中小企業の経営者には是非とも営業現場をしっかり観察し、「敗者こそ学ぶ」を日々繰り返し、繰り返し実践して欲しいものです。 |
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