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2007年4月27日(金)
税ローン控除の4大書類
 
 

 3月、4月は転勤や進学による転居等、移動の多い季節です。新しい住まいでの生活を始められた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 銀行等から借入をして、住宅を購入、新築、あるいは増改築等をし、一定の要件を満たすと、ローン控除(住宅借入金等特別控除)により、所得税額から一定額を控除することができます。

 これは、所得税額から直接控除されるものですから、大きな節税となります。

(1)適用要件

  1. 自分が居住するための家を購入、新築あるいは増築したこと。
  2. 住宅の床面積が50平方メートル以上

(2)控除の対象となる借入金

  1. 償還期間又は賦払期間が10年以上のもの。
  2. 住宅の新築、取得、増改築等のために金融機関等から借りたもの。
  3. 住宅とともに取得する敷地の取得のための借入金も含まれます。

(3)手続

 確定申告をする必要があります。

   サラリーマンの場合は初年度確定申告を
   すれば、2年目からは年末調整により適用
   を受けることができます。

(4)申告書に添付する書類

  1. 住民票の写し
  2. 住宅借入金年末残高証明書
  3. 家屋、土地の登記簿謄本
  4. 建築請負契約書、売買契約書

 ローン控除を受けるためには、この4つの書類が大事で、添付が必要となります。

 つまり、これがローン控除の4大書類です。

 予めきちんと用意しておいてください。