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2006年11月29日(水)

植物にも耐用年数?

 
 

桃栗3年、柿8年

 「桃栗3年、柿8年」、桃、栗、柿が芽生えたときから実をつけるまでにかかる年数のことだそうですが、誰でも一度は耳にしたことがありますよね。

 建物や機械、自動車などに耐用年数があるように、植物にも耐用年数があるのをご存知ですか。

 桃、栗、柿も「減価償却資産の耐用年数等に関する省令」によって定められています。


桃は短命...。

 これによると、桃は12年、栗は25年、柿は35年です。

 植物の耐用年数はいわゆる寿命ですから、さすがに柿は実をつけるまでに8年もかかるといわれているだけあって、寿命が35年とずいぶん長生きです。

 桃と栗は実をつけるまでの年数が同じ3年といわれるのに、寿命が10年以上も違うようです。

 美人薄命といわれますが、植物の世界でも桃は色白にうっすら桃色ほっぺの美人ということなのでしょうか。

 ちなみに一番長寿なのがみかんで、40年もつようです。

アスパラガスは意外に長生き

 ちょっと意外なところでは「アスパラガス」の10年。

 あの野菜のアスパラガスです。

 アスパラガスが10年もつようにはとても思えないのですが、売られている野菜のアスパラガスは新芽で、収穫せずに育てるとかなり大きくなり、一度植えたら10年位収穫できるのだそうです。

 鉢植えの植物をすぐに枯らしてしまった方、耐用年数はわからなくても、あの植物の寿命はもうちょっと長かったかも...。